「オマエの音には土地が無い」

7/26(水)

 

 風の日。

 白い部屋を海風が渡る。

 

 鬱屈とした無風よりも、強すぎる風の方がマシだと思った。

 

20060730-badge.jpg

7/27(木)

 

 “コーディネイトする”ということについて。

 ハッとするアレンジの為に必要なのは、センスなのか材料なのか?

 

 それは、ニワトリと卵の問題を当事者として考えることに似ている。

 重要なのは、受け継がれてゆくDNAの来し方行方であって、

 手続きの後先なんて取るに足らない。

 

 つまり、ニワトリはニワトリを生きるだけ。

 文化の違いを嘆くべきじゃない。

 

7/28(金)

 

 「オマエの音には土地が無い」

 と友人のギタリストが大先輩に言われたことがあった。

 もうずいぶん昔の話だけど、、

 その会話を、『となりのトトロ』をTVで観ていてふと思い出した。

 

 宮崎駿さんの偉大さは、ファンタジーの舞台に日本の原風景を選んだことにあると思う。

 ルパンやナウシカやキキも大好きだけど、

 そんな西欧風の土地ばかり追わないで、キチンと私たちのルーツを描いたことに敬服する。

 営業的なことを考えたら、おそらくは大冒険な企画だったろうに。。

 

 そして、ギタリストはこう言われたのでした。

 「オマエって、誰なの? 音聴いても分かんねぇ」

 表現者のアイデンティティは、ルーツを見失っては有り得ない、って。

 

7/29(土)

 

 フルスピードでも間に合わないとしたら、

 それは何かが適切ではない、ということ。

 

 日々の不満や不安は、そんな所にある。

 しかも、私たちの目の高さからでは原因を解消出来ない。

 

7/30(日)

 

 レイトショーで『ゲド戦記』鑑賞。

 原作と原作者に興味があったので。

 

 感想は「・・・。」

 夏休みに原作をじっくり読むことにします。

 

7/31(月)

 

 入院されていた画家の方がカットにいらした。

 退院した翌日に真っ先にした事は、外へのスケッチだったと。

 だって描かなきゃ生きてる意味が分からないから、と。

 

 生。

 けれど穏やかな笑み。

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「オマエの音には土地が無い」 への1件のフィードバック

  1. KIHACHIRO より:

    昔、映像の師匠に
    「出せるものは自分の中にあるものだけ。」と教わった。
    思い出した。
    ありがとう。

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