嵐と月と雷と

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8/8(火)

 

 台風接近中。

 雨の中、入院中の友人を見舞う。向日葵を添えて。

 

 友人には会えなかった。受付で「面会できません」と。

 病院からの迷路のような帰り道で、耐えきれず暗い気持ちに襲われて、

 運転出来ないほどに泣いた。

 

 帰り着いて気落ちしている私を、しゅんちゃんがラーメン屋に誘い出してくれた。

 ヤケクソでチャーシュー麺を注文してすすっていたら携帯が鳴った。

 公衆電話から、、って誰。。?

 

 「もしもし。さっき来てくれたんだね。

 会えなくて残念だったよぉ。ちょっと外出してたんだ」

 

 ズッコケルくらいにホッとした。

 すっかり元気な声だった。

 

 雨は冷たかったし、ラーメンは少しノビちゃったけど、

 なんだか力が湧いてくる感じがした。

 

8/9(水)

 

 満月。

 

 誘われ事3件のうち2件を断り、仕事半分プライベート半分の出張を択ぶ。

 どれも同じくらいに興味があって、同じくらいに億劫で、

 私はいつものように優柔不断だった。

 

 すべてを断ることも出来たのに、何故ひとつを択んだんだろう?

 靄の海を黄色く照らす月を見ながら考えた。

 

 思うに、3つの選択肢は“過去・現在・未来”に対応していた。

 そして、私は“現在”というクジを引いた。

 

8/10(木)

 

 お盆時期のせいか、生と死に関する話題を多く見聞きする。

 

 看護についての会話を端で聞いていて、

 「会える時に会っといてあげなよ」という言葉が、心に深々と落ちていった。

 

 常々思うに、私は何につけ悲しみの場面で役に立てる人間ではないように思う。

 もしも、誰かの目の前に“喪失感”が横たわっているとして、

 私は我ながら恐ろしいほど淡白に振る舞う。

 大いなる輪廻の内では、

 局面の一喜一憂はあまりに儚く思うから、と言い訳をして。

 

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8/11(金)

 

 本気で走り出そうとするのなら、

 今両手に抱えているものを置いてゆくべきだ。

 

 そうでなければ、走ることを楽しいと思えないだろう。

 

8/12(土)

 

 夕刻より雷。

 

 希望を閉ざしてしまうのなら、

 残念だけど、どんな言葉も届かない。

 

 それでも明日がまた来るから、

 呼吸を整えて、

 私は波を待っています。

8/13(日)

 

 『オシムの言葉』を読んだ。

 イビチャ・オシム、なんと粋なオヤジだろう!

 夢と希望の礎は、やっぱりどうしたって「走ること」なんだなぁ。

 これから4年の楽しみが出来ました**

 

 

 明日から夏休みを頂きます。

 読書、掃除、ヨガ、ガーデニング、小旅行etcの予定。

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嵐と月と雷と への1件のフィードバック

  1. KIHACHIRO より:

    三つのうち、一つに選んでもらった!
    本当に助かった。
    しかも楽しかった。
    ありがとう!

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